XYL キシル

我が子の学習机を検討している。

いや、ずっと検討し続けていると言った方が合っているかもしれない。

 

過去、就学前の長男にとXYLのデスクを購入したのだが、これが大失敗だった。

特殊仕様を選択した為、天板はくるみ材(鬼胡桃だっけ)なのだが、その他の見える部分は全てひのき。

いや、一応は某有名サイトのネガティブな意見も取り入れつつ、最終的に納得して購入したが、実物が届き設置してからの言葉にならない半端ない失敗感。

サイトやカタログのおしゃれ感にすっかり洗脳されてました。

地方在住ではなかなか現品も確認できないしね。

 

さて。

わかっていたこととはいえ、ひのきは恐ろしく傷が付く。

子供がプラ製の椅子を持ってきて、ちょっとデスクの足に当たっただけで傷だらけである。

しかも、簡易な4本足モデル+素材がひのきということで横揺れが酷い。

他メーカーでひのきを使っていない訳がよく理解できた。

 

さらに、引き出しの構造が一般的な学習机メーカーでは採用されていないローコスト&壊れやすそうなタイプでストッパーもなし。(これもまぁ仕方ないかと目をつぶっていた面です)

 

購入後、いろいろと家具屋をめぐって他の学習机メーカー製品を見させてもらってきましたが、同等価格帯で、引き出しが同様の構造の商品にはまだ出会っていません。

どこにコストを掛けているんだろうと不思議なくらい、現品が全くコストに見合った製品になっていないと感じた訳で。(購入者の個人的見解です)

 

某サイトで言われていたネガティブな意見がそのまま。

XYLというものを理解して購入したつもりだったのですが、がっかり感が、それらを打ち消してしまいました。

 

結局、子供はダイニングテーブルで学習させ、XYLのデスクは親がリビングでちょっとしたサイドテーブル代わりに使っているという状態。

こうして大人がチョット使う分にはとても良い机だと思うんですよ、いやホント。

 

学習机は最初から素直に浜本工芸やカリモクで検討しておけば後悔しなかったと勉強になりました。高い授業料になったなぁ。

 

ということで、あれから数年。

そろそろ長男と次男の学習机を本格的に検討すべく、月末にでも浜本工芸のNo.90の現品を見に行く予定。

浜本工芸で、このラインだけナラ突板なのは、きっと反りと強度の問題なのだろうと、ナラ無垢材でないのはこの際度外視しているが、これも何かフラグが立つのだろうか・・・。

 

結論。

XYLの学習机を買うなら、絶対に現品を確認してから、

コスパの悪さをブランド名で脳内カバー出来るか、もう一度よく考えよう。